ポール・チェンバース・セクステット『WHIMS OF CHAMBERS』

 先日、仕事帰りにCDショップに寄ってみました。とはいえ、JRの駅構内にある、いわゆる「エキナカ」のお店ですが。でも、広さもほどほどで品揃えもそれなりに良く、ジャズの棚もけっこう取ってある。EMIのブルーノート名盤シリーズも並んでいたので、かねて気になっていたポール・チェンバースの『WHIMS OF CHAMBERS』を聴いてみることにしました。

〈収録曲〉1 Omicron / 2 Whims of Chambers / 3 Nita / 4 We Six / 5 Dear Ann / 6 Tale of the Fingers / 7 Just for the Love
〈パーソネル〉ドナルド・バード(トランペット)、ジョン・コルトレーン(テナーサックス)、ケニー・バレル(ギター)、ホレス・シルヴァー(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)1956年9月21日録音

 タイトルにも書いたように、CDパッケージではポール・チェンバースの名前だけですが、ジャケット裏を見ると「ポール・チェンバースセクステット」となっている。翌年の『BASS ON TOP』には、ベースが主役、という印象があるのですが、こちらはセクステットのそれぞれのパートに聴かせどころのある、安定感のある一枚、といったところか。それだけに飽きないので、何度も聴き返しています。